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ビール天国@3days Bookstore 西調布

大きな仕事が終了し、疲れがどどーっと出たこの週末は、桜が満開🌸
やーっとお花見出来るのに、なんだかあちこち調子が悪い。

それに加えて、28日までに布を1枚織り上げるというミッションもあり、午前中はアトリエで真面目に糸仕事。根を詰めないように、休憩多めに。
で、なんとか午前中に機から下ろせたので、午後はちょっとだけお出かけしました。

行き先は…ちょっと気になっていた手紙社さんのイベントです。
素敵な古書店さん7店が、各々のイチオシを並べてくださるブックフェアです。
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京王線西調布駅は、わが家から小1時間。電車4つ乗り継ぎます。
確か、最初に織りを教えていただいた先生のご実家のある町(現在は引越されましたが)。

駅からスマホ片手に…たどり着いた手紙社さんのEDiTORSの1Fはカフェで2Fはブティック。
2Fの奥のスペースに3日間だけ古書店さんが現れる…というのがなかなかユニーク📖。。
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キョービの古書店さんは、ちょっとしたアンティークショップのようでもあり、生活雑貨なども並べてあって…とってもオシャレ(^_−☆)!
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古い雑誌には、私が子どもだった高度成長期の思い出が甦ります。

文化服装学院出版局(現文化出版局)の月刊誌「ミセス」が2箱も❗️
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実は、洋裁が得意だった母がこの雑誌の愛読者で、雑誌に載っている型紙(私には略図にしか見えない簡易なもの)を包装紙に写し取り布を裁断し、足踏みミシンで縫っていました。
質の良い既製服がない(あっても高価で買えない)時代には、洋服は自分で作るものでした。

今は、海外で大量生産された既製服を買う方が安いので、洋服を作るのは趣味の世界になりましたけどね。(ちなみに私はミシンが苦手なので、なんでも極力手縫いで縫います(^^;;)

ところでこのようなイベントでは、お買い物は1点だけ…というのがルール。

今日の一冊はこれ!
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この本はなんと昭和38年(前回の東京オリンピックの前年)に出版されたもの❗️
とてもそうは見えません…(*_*)
ちなみに筆者の植田敏郎さんは当時一橋大学教授(ドイツ文学)。ドイツは言うまでもなくビールの大国です。

当時の日本はといえば、三種の神器と言われる家電(冷蔵庫、洗濯機、テレビ(白黒)がようやく普及し始めた頃。家庭でビールが飲める条件である冷蔵庫の普及により、ビールの消費量がぐんと増加した頃に世に出た本です。

繙いてみると、昨年受験したビール検定のテキストさながら。活字が細かいのはこの時代の出版物の特徴ですが、半年後にビール検定2級の受験を控え、楽しく読めて役に立ちそうな1冊です。

by peko2nd | 2018-03-25 22:28 | book | Trackback | Comments(0)